『日本沈没2020』文庫と原作小説の違いは?

『日本沈没』は小説、映画、漫画などありますが、皆さんはどの作品かを既に読まれたり見られたりしましたか?

最近動画配信サイトの利用者が急増しているので、Netflixでの配信を見られた方も多いかもしれませんね。

今回は『日本沈没2020 (文春文庫)』について書いていきたいと思います。

 

2020年東京オリンピック閉会直後の日本で大地震が発生するという設定です。

原作小説の『日本沈没』はベースが深海潜水艇の操艇者や研究者になっていて、大地震が発生するまでの部分は正直専門的すぎて分かりにくい部分もありました。

政府(国家)はどのように対峙していくのか、未曾有の自然災害をどのように乗り越えるのかがメインでした。

 

それに対して今作では、以前の『日本沈没』では余り見られなかった一般の家族がフォーカスされています。

こういう世界的な流行り病を経験したので、よりリアルに感じる内容でした。

今の日本人なら『ありえるな』というように、作中のパラレルワールドを強く感じられると思います。

300ページ弱で文章も読みやすくて、どなたでも入っていきやすい世界観が広がっていました。

主人公の中学3年生の武藤歩にとって大切な周囲の人々の命が突然絶たれます。

誰かを助けるために自分が犠牲になって命を落としたり、今まで数々の自然災害を経験してきた日本人には漫画であって漫画でないようなリアリズムで共鳴を受けます。

私は今まで『命は大切だ』『自然災害はいつ誰に突然襲ってくるのか分からない、明日は我が身』と頭では分かっていながらも、どこか他人事のようにニュースを見ていたのかもしれないと改めて思いました。

突如危機に瀕した時、私たちはどこへ向かうのか、どいういう究極の選択をするのか、そして現実を受け入れ再生に向けて動き出す時の気持ちなどなど、日本沈没の現代版だという印象です。

 

1973年の原作小説は累計470万部の大ベストセラーになっています。

今回私が感じたように、映画や漫画など形を変えながら時代に即した内容にリメイクされていくといいなと思います。

2021年10月からスタートするドラマ『日本沈没-希望のひと-』は、更にストーリーやキャストがオリジナル化されているそうで楽しみです。

日本沈没の見逃し配信を1話から視聴したい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。

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